【観戦記】横浜4-2阪神(浜スタ)

眠たくなる試合という表現がピッタリのレベルの低い試合。ピリッとしない福原のピッチングが野手のリズムに影響してエラー連発。打線も細山田とサインが合わずに苦しんでいた小林を打ち損じての敗戦では惨敗と言っていいかと。異常な打率だった金本の連続試合安打が途切れたが、依然として金本頼みの現状に変わりはないことを証明してしまいました。


金本の後ろがさっぱり当たらずという見方をされてますが、ヒット性の打球が不運にも野手の正面に飛んでいる新井よりも深刻なのは関本の方じゃないかと思っています。これまでサードやセカンドで好成績をあげてきて、真弓が新井をサードに戻すという方針でファーストにチャレンジしている今シーズン。慣れないポジションがバッティングに影響というのは2003年にファーストにチャレンジした桧山と全く同じ状態に見えます。
その後桧山はどうなったかというと元のポジションに戻った途端打ち出した訳です。新井もサード転向が少なからず影響しているでしょうから、一番手っ取り早いのは守備を元に戻してやる事でしょう。


福原もいつまでピリッとしないピッチングしているんだか。結果的には最低限の仕事をしてるがテンポ悪すぎ。あれでは打線の援護がなくなってしまうのは当たり前で、こんな状態が続くんであれば若手に一度チャンスをやってもいいのではないかとすら思ってしまう。


横浜は村田が故障で離脱し、更に石井を放出した為に内野に常時いる選手がいなくなってしまったのが痛い。内藤・石川・藤田・ジョンソンではマウンドに行ける人がいないので、ピンチの時にピッチャーを見殺し状態。もうしばらくの辛抱なんだろうけどなんだかなぁという感じ。
大矢采配も決して冴えてると言えない。桧山のところでサウスポーの那須野ではなく山口を起用したのは疑問だった。桧山は阪神では数少ない速球に強いバッター。そこに力でねじ伏せるタイプの山口投入なんて俺の中では考えられないけどな…。