【観戦記】2009 J1開幕戦 鹿島2-0浦和(カシマ)

http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2009/03/08/04.html


まだ自分達の形が出来上がっておらず、どこか選手達が戸惑いながらプレーをしている。そんな印象を受けました。それでも今後の方向性はしっかりと見えたし、悲観するだけの内容ではなかったと思ってますよ。むしろ始動から約2ヶ月でここまで変わるもんかと驚いたくらい。




乗り換え含めて約3時間くらいで到着。相変わらずSuicaが使えないし不便だなぁと感じてしまう。あと阪神電車ばりに臨時電車バンバン出してくれると助かるのだが、単線という事もあって難しいんだろうなぁ…。それならせめて車両数増やすとか何か対策を考えてほしいんだけど無理なのかねぇ。



あまりお腹空いてなかったので、ハム焼きは断念してモツ煮の小さいやつを。
千葉マリンのもうまいが、ここのも負けず劣らずうまいなぁ。去年は真夏だったので食べた後汗を余計にかくだけだったが、昨日みたいな海風が冷たい日はありがたい。







その後は鹿島のビッグフラッグ展示会を鑑賞。いっぱい持ってるもんなんだなぁ…
ただ、毎度の事だが選手が入ってくる前に全部出してしまっちゃうので、何の為のものなのかがさっぱり分かりませんでした。それにうまく広げられなくて浦和側から「やり直せ」だの「もう1回」だの言われる始末。これもお約束になりつつあるねぇ。



浦和は先日のフィンケの発言通りで4-4-2。鹿島はおなじみの4-4-2。奇襲奇策は一切なしで、お互い相手に合わせるのではなく、自分達のサッカーをやりましょうという意思がある。



浦和の立ち上がりは、注目されていた原口のいる左サイドから崩しにかかって鹿島の出足をくじきに行きますが、枠内に飛ぶようなシュートで終われず。
その後はボランチや両サイドバックと前の4人がうまく絡んでの攻撃が続くが、なかなかシュートまで持っていくことが難しい。特に達也なんか複数で囲まれてたりして、相当マークがきつかった。その状態で更にパスコースを読まれたり、正確ではないパスがあったりでしばしば危ないボールの失い方をしてヒヤッとする場面も。

阿部がミドルから打ってきたり、闘莉王がセットプレー以外はまず上がらなかったりっていうのはいい事かと。
特に闘莉王は自身が今年は上がらずに1試合に1回あるかどうかのチャンスで決められるようにしたいと言っていた通り。困った時の闘莉王頼みは前・後半の終了間際くらいしかお目にかかる事はなくなるでしょう。


後半フィンケは原口、平川に代えてエジミウソンと暢久、更に高原に代えてエスクデロ投入と早めにカードを切ってきました。去年エンゲルスは交代が遅い&カードを使いきらないという面が目立ったので、これは明らかな進化。でもいまいち効果がなかった。




鹿島はしばらくは探りながらカウンター狙いだった感じがするが、まぁディフェンスは堅いしパスは正確だしでまさに王者のサッカーって感じ。1点目なんかはGK→マルキーニョス→野沢で2タッチ。浦和の攻守の切り替えの遅さが原因なんだろうけど、細貝も平川もサイドバックとしては上がりすぎてたのもあるんじゃないかと。
2点目も浦和エリア内でのセットプレーから同じようにカウンターを食らった感じだけど、マルキーニョスのFWとしてのうまさもあると思うのでやや仕方ない面も。でも相手が余るような状態を作ってるのは早々に修正しないと危ない。


来週はホーム開幕FC東京戦。相手は開幕戦で予想以上にズッコケた感があるので、建て直しに必死になってくるだろうから簡単にはいかない。苦戦が続くだろうけど、内容を大事に戦ってほしいなぁと思う。