ジャパンC回顧

http://www.sanspo.com/keiba/top/ke200711/ke2007112600.html

  • ラップ

12.9 - 10.7 - 12.0 - 12.3 - 12.2 - 12.7 - 12.8 - 12.6 - 12.2 - 11.3 - 11.1 - 11.9


昨日は府中に行って来た。昨年に比べたらさすがに少ないなという感じではあったが、それでも10万人超え。ビッグレースの人気はさすがになかなか衰えないらしい。
ここでも書いた通り、メイショウサムソンの本命は揺るがなかったが、買った馬券はフサイチパンドラとの三連複2頭軸馬券に変更。レースが近付くにつれて、買う意欲がなくなってしまっていた。でも残り200までは夢を見たからよし。


レース後にフサイチパンドラの藤田が「ハナに行きたかったが、内から行かれてしまった。」と話していたが、コスモバルクでもヴィクトリーでもなく、まさかチョウサンが逃げる展開になるとは…。1コーナー回ってある程度位置取りが決まると、ノリはペースを落とす。これが結果的に実質上がり3ハロンの勝負になっていったのではないか。



アドマイヤムーンの勝利は府中が鬼門の岩田の好騎乗もあるが、上がり勝負という一番強さを発揮できる展開になった事が大きい。これで引退レースのようだが、この判断は正解だと思う。有馬記念に出てきても多分掲示板が精一杯だろうと思うし。
正攻法の競馬をしたのは2着のポップロックペリエだと思う。フサイチパンドラの内でレースを進め、直線一番いいところを通って抜け出す展開は理想的だったのだが、上がり勝負になった分屈した。この馬は内枠が合うんだろうか?GIで好走する時は決まって内枠のような気がするが。
一番人気のメイショウサムソンも展開が向かなかったが、それでも初めて33秒9の末脚を見せたようにまだ進化している。今回はこの馬にしては後ろすぎたか。武豊オーシャンエイプスで外から差し切る競馬で確信したのが悪かったのかもしれないが、負けて強しか。



最後方からレースを進めたウオッカは作戦だったのだろうか?一番強い競馬をしたのはこの馬だと思う。四位がヒラボクロイヤルがよろける程外へ持ち出したが、内を突けばメイショウサムソンに先着かそれ以上があったような気がしてならない。次は有馬記念という事だが、中山ならダイワスカーレットには勝てないような気がするが、レースを盛り上げるためにも出てきてほしいところ。