天皇賞・秋

台風の影響で朝からずっと雨。夕方は暴風雨のような状態だった。明日の東京は晴れの予報だが、パンパンの良馬場で行われる可能性はまずないと思う。
今週から外に3ｍ仮柵を移してのBコースだが、今日のレースを見ても最内を回る馬はいなかった。ギリギリのスタミナよりは2500程度まで通用するスタミナが今回は要求されそうだ。

今年は有力3歳馬の出走がない為、実質宝塚記念とそう変わらないレベルになっていると思っている。あの時も雨で道悪、今回も道悪濃厚ということはほぼ同じような結果になるのではないか。よって今回も大荒れは期待しにくい。
ただ、前回はローエングリンにアドマイヤメイン、アサクサキングスと前に行きたい馬が多く、1000ｍ通過が57秒5の超ハイペース。今回もシャドウゲイト、シルクネクサスと逃げ馬がいる為、スローペースになるとは思えないが、スピードとスタミナで押し切るタイプではない為、平均ペース程度で落ち着きそうな気がする。それが今回と異なる点。

◎メイショウサムソン
○ダイワメジャー
▲ポップロック
×シャドウゲイト
△アドマイヤムーン
△コスモバルク

本命は宝塚記念に続いてメイショウサムソン。最内枠に入ってしまったのが不幸だが、それでも鞍上は武豊。石橋からの乗り替わりに関しては、決して肯定的ではないが、今回はこの乗り替わりが正しかった事を証明する絶好のチャンス。馬インフルエンザの影響で、休み明けからぶっつけになるが、元々鉄砲を気にしない馬。今回も信頼する。

相手はまずはダイワメジャー。毎日王冠は59キロを背負い、さらにハイペースを好位で追走した為、最後にチョウサンの末脚に屈したが、勝ち時計はレコードタイム。評価はそれほど変わらない。ただ、宝塚記念のマイナス16キロは出張厩舎でのストレスが原因との事だし、前走ではまだ戻りきっていない感じであった。今回マイナス体重で出てくるようなら、評価を押さえ程度まで下げたいと思う。

3番手はポップロック。外枠がネックだが、馬場のいいところを進めるし、元々2000ｍは短いと思われる馬。時計が掛かるのもこの馬に向いている。

あとは、逃げ残り警戒のシャドウゲイト。アドマイヤムーンは騎手が岩田というだけで評価を下げる。あとは忘れちゃいけないコスモバルク。予定していたレースは使えなかったけども、芝のレースを快勝して勢いはある。