【観戦記】ヤクルト3-0阪神

http://www.sanspo.com/sokuho/070923/sokuho083.html


石井一久からたった2安打では勝てず。
一生懸命やってるんだろうけど、あまりにも打線が淡白すぎる。
今日の石井一の出来を考えたら粘って叩きつけるとか流し打ちをするとか策はあったのに。
岡田の采配以前の問題で、選手自身が変わらない限りは優勝なんて夢のまた夢で終わってしまう。




今日の岡田の采配についてはほぼ納得できた。


まずは打順の組み方。


再び調子が落ちてきたシーツに代えて、3番キャッチャーで野口を起用。ここ一番に強く、今最も調子のいいバッターだけにこの采配はわかる。
5番に高橋光も先発が石井一だしわかる。
しかし、6番葛城は…。今まで左ピッチャーの時は濱中や桜井を使ってきたのに、なぜ今日に限っていつもと違う事をしたのか?いつもと違う事をすると結果が悪い方向に出る事が多いのが勝負の世界。


結果的には、鳥谷が1番バッターの仕事を全くできず、金本も気合いが空回り。フル出場しているこの2人がそれぞれの仕事を全うできなかった試合は、たいがいこんな結果になっているような気がするのだが。気のせいだろうか?




投手交代も理解できる範囲のものだった。


先発の上園は2度青木をフルカウントまで追い込んでおいて出塁させてしまったことで、リズムに乗り切れなかったか。
4回と2/3を4安打1失点だったが、ピンチの場面で絶好調のユウイチを抑えられるとは思えないと判断したのだろう。結果的には代わった江草がきっちり抑えたので、ここはOKだと思う。


江草の後も久保田→ジェフとつないだのも今日はまだ諦めていないというベンチの執念だったか。調整登板と考えられなくもないが、もし、そのつもりであれば昨日でも良かった訳で、あえて今日出してきたのも絶対落とせないと気持ちの表れだと感じた。
ジェフが2点タイムリーを打たれて試合を決められたが、ジェフが打たれたのなら仕方ないと素直に思える。



さて、明日からの横浜戦。優勝するにはここで3連勝しかないでしょ〜。
甲子園に帰って仕切り直しじゃ遅すぎるし、俺が大嫌いだったホームでしか勝てない内弁慶タイガースになってしまう。
2003年、2005年と日本シリーズで敗れたのはそれが原因じゃなかったのか?(2005年は別の問題も多々あったが)


今日の試合後の阪神ファンはもう優勝は諦めたような人が多かった。でも俺は最後まで諦めない。
関東でクライマックスシリーズが見れなくてもいいから、すっきり胴上げして王者として日本シリーズに行って欲しい。

その為には明日の試合何がなんでも勝利を!