ベンチは絶好調

http://www.sanspo.com/sokuho/070915/sokuho056.html


東京では、MXテレビで開始から17時までしか映りませんでしたが、それでもそれがなければBSだけ。
2003年の優勝以降、放映権料が跳ね上がってしまった為か、MXテレビでも数えるほどしか放送されなくなってしまったのだが、昨日今日とタイミング良く放送してくれたMXテレビに感謝。


今日の試合、ナゴヤドームで15三振を喫した小笠原と安藤の先発だと投手戦になりそうというのは、多くの人が感じたのではないか。
チャンスはおそらく多くても2、3回程度。その中で点を取れなければ、今日もやばいなぁというのが俺の本音だった。


結果的には、そのチャンスをきっちり掴んだ阪神…いや、岡田の采配だった。



まずは相手の先発を読み、スタメンから赤星を外して休養させ、2番ライト濱中、5番センター桜井という超攻撃型オーダーを組む。
守備が決してうまくないだけに、何でもない外野フライをどっちも追いつかずなんて場面もあったが、それ以外はまぁなんとか無難にこなす。


そして6回の裏。岡田の好采配第2弾は、好投の安藤に代え、代打野口。安藤のスタミナ的にもう少し放れると思ったのだが(96球)、勝負どころと見ての交代か。凡退したら、流れが変わっていたはず。
この大事な場面で急に使い、先頭バッターとして大きな2ベースを打つ。


今年の野口は、控えキャッチャーとしては神がかり的打率(今日現在.377)を残しているが、岡田はこれまで積極的には使ってこなかった。
今日は高橋光がスタメン起用とされていたから、いつもなら代打狩野だと思うが、調子を見極め野口を選択したのは素晴らしかった。


その後、鳥谷が危なっかしいが、結果的には絶妙なバントを決めると、2番の濱中が左中間に特大ホームランを叩き込み決めた。



あとはウィリアムスが復活して、久々のJFKで中日を0行進に。久保田も最多登板数記録を今日で更新。今後さらに増えるだろうから、前人未到の記録が生まれるかもしれない。





3タテできれば中日に引導を渡せると思ったのだが、昨日の敗戦でそれはできなくなっただけに明日がとっても大事。明日勝てれば、精神的にもだいぶ有利に立てる。
昨日、読売が5点差をひっくり返す逆転劇を見せたが、その程度でミラクル優勝なんて甘い。今日、明日で広島に返り討ちにしてもらい、月曜日に甲子園で粉砕して息の根を止めてしまいましょう。敵は1チームでも消えてくれた方が戦いやすいので。


繰り返しになるけど、明日はどんな形でもいいから勝利。明後日の読売戦は「読売粉砕」阪神の優勝をぐっと引き寄せる事につながると思ってます。