【観戦記】ヤクルト7-9阪神

universe2007-08-21



今年の阪神は関東では本当にいい試合をする。千葉マリンのあの9回表に5点差をひっくり返して一挙9点の試合を超える、7点差をひっくり返しての勝利。
今日はレフトへ行けなかったのだが、素晴らしい試合を見る事ができた。


http://www.sanspo.com/baseball/top/tig200708/tig2007082200.html



試合の主役となるべきは本当は逆転ホームランを打った矢野なんだろうけど、
やはり代打で出てきて満塁ホームランをかっ飛ばした桧山進次郎を今日ばかりは大きく扱ってやってほしい。


阪神ファンなら分かるだろうけど、今年の桧山の成績たるや散々なもの。「代打」という立場に全く適応できていなかった。
当然阪神ファンからも叩かれまくりで、公式その他で散々叩かれまくっていた。
俺自身もあまりの不振ぶりにファームで再調整してきた方がいいんじゃないかとここでも書いたくらい。



京セラドームで40数打席ぶりにヒットが出た。それが自信になって今日の満塁ホームランにつながったと考えられなくはないだろう。
歓喜し、涙したファンは桧山ファンだけに限らず、決して少なくなかったようだ。



さて、ようやくそれ以外の話題だが…
ジャンの危険球退場はテレビで見たが、その前から明らかにコントロールが悪すぎた。
明らかに典型的な阪神の負けゲームだったが、その後の桟原、江草がしっかり抑えた事が逆転勝利につながった。
特に江草が同点に追いついた直後に、青木、ラミレス、ガイエルを三振で抑えたのは大きかった。
あそこでヤクルトの流れはぷっつり切れた。




最後はJFKが揃い踏みで阪神のおいしいところが全部見られた試合だった。特にウィリアムスは、もう右バッターですらまともにボールが飛ばなくなっている程の状態。昔ほどスライダーが曲がっていないにも関わらず、防御率が0.1台は驚異的だ。



ヤクルトファンには屈辱的な試合だったんだろなぁと思うが、今のチーム状態がはっきり表れた試合だった。