【観戦記】横浜5-0中日

ドアラ来てた


来週阪神戦があるにも関わらず、浜スタに行って来ました。


今朝読んだデイリーもスポニチも先発予想は土肥と朝倉という事だったのだが、
発表はなんと秦と小笠原。


こりゃ乱打戦か…と思った。



立ち上がりは両者共制球に苦しんでいた感じだが、
どちらかといえば秦の方が苦しんでいたように思えた。


ボールが先行し、ストライクを取りに行った甘い球を井端に打たれ、
その後も制球を乱してランナーを出したが、
仁志のファインプレーに救われた。
その裏に金城に右中間へのタイムリーが出ては先制点をもらった後は安定してきた。
特に抜いたようなカーブ?スライダー?がかなり効いたようで、
井端やノリなんかは全然合ってない感じだった。

結果は、5回3安打で失点0。もう少しストライクが先行するようになれば、
駒不足に悩む横浜の救世主になれるかもしれない。




一方の小笠原は制球は安定していたし、結果としては悪くなかったのだが、
投げるテンポが悪すぎて攻撃のリズムまで狂わせた感じ。
投げるまでの間が長すぎて、横浜のバッター(多分佐伯)に2、3度タイムをかけられている始末。
普段阪神が絡まない中日戦はほとんど見ないので、よく分からないが
そういうピッチャーなんだろうか?


横浜がチャンスは作るものの、あと一本が出ない状態が続いたが、村田のホームランで追加点。
その後も金城がこの日2本目のタイムリーを打ってとどめをさした。


今日の横浜からは全員で勝利をもぎ取るという執念みたいなものが感じられた。
ファンは夏休み中の土曜だった事もあり、一塁側はほぼぎっしり。
選手もそのファンの期待に応えるような素晴らしいプレーを連発していた。

秦の後を受けた吉見も加藤も素晴らしい出来だったし、
クルーンに至っては全球ストレート勝負だったんじゃないだろうか?
一人オールスター状態できっちり3人で抑えていた。



ちなみに中日の最後は代打で新井が出てきたが、
159キロのストレートを打ち返せる事を期待している中日ファンの為にも
立浪を出す訳にはいかなかったんだろうか?



中日ファンはかなり不満だったのか、試合途中から「気合を入れろ!○○」コールを始めた。
ただ、今日の横浜のピッチャーの出来を考えれば、
気合だけでどうこうなる状態ではなかった。
ファンからは勝ちたいという執念は感じたが、
2位にいる割には焦ってるんだなという印象でした。