WBC準決勝 日本9-4アメリカ

http://www.sanspo.com/baseball/news/090323/bsr0903230753017-n1.htm

張本がアメリカの野球はこんなもんですよと言いそうな試合でしたね。

ようやく原のやりたかった野球が実現できたという意味ではここまでのベストゲームでしょう。村田がいなくなったアクシデントで団結力が更に高まったのではないかと思います。ベンチの雰囲気が素人目に見ても良くなっているのが分かったし。


球数を投げさせるアメリカに対し日本は早打ちという対照的な戦法のように感じました。
初回初球先頭打者ホームランという一時の今岡みたいなバッティングで先制されたものの、松坂は十分合格点。苦しんでも打たせて取れればこっちのもんです。


おそらくアメリカは松坂に数を投げさせて、なるべく早い回で降板させ後続を打つつもりでいたのでしょうが、先に自分とこの先発が炎上してしまう誤算。その後もなかなか攻め切れず、追いつくことすらできませんでした。改めて日本のピッチャーってすごいんだなぁと実感しましたね。
中継ぎ陣は所属チームで先発をやっているメンバーがほとんど。そんな中でもここでの仕事に徹した杉内や田中、今日は投げていない涌井や小松、岩田には頭が下がる思い。


打つ方はやっとつながりが出てきたかという感じ。イチローもだいぶ復調してきて、今日スタメンの川崎がラッキーボーイ的活躍。調子のいい城島も最低限の仕事をしたし、悪くないですねぇ


最終回に5点差があっても球児ではなくダルビッシュを投入した原。絶対的守護神と言っていたのになぜ?という気もしますが、ここまで来たら調子のいい者から使うのがノックアウト方式の鉄則なので仕方ない面も。
個人的には調整させて最後は球児に託すのではないかと思っています。



さぁ明日は別れた彼女を再び突き放す日です。ここで勝つのと負けるのとでは全然違うので、今日の勢いそのままに明日も勝ちましょう。