【観戦記】浦和0-1神戸(埼スタ)

http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2008/10/19/07.html


何を言われたのか分かりませんでしたが、闘莉王がサポーターと争った後泣いていました。
試合内容が内容なので拍手はしませんでしたが、よくやってるのはこっちもちゃんと分かってるよ。ケガが治りきらない状態でも出てこなきゃいけない今のチーム状態がなぁ…。
良くも悪くも今年のレッズは闘莉王におんぶにだっこ。なんでこんな事になったのかをしっかりと考えて対策を考えないと、来年はさらに落ちていく感じがします。



全体的にバランスが悪すぎで、特に中盤はボロボロ。ポンテはミスが目立ち、平川も積極的に右サイドを駆け上がることもなし。啓太はミスが目立ち、決勝点も啓太のミスから。細貝がまずまずやっていたものの、後半は息切れしたか消えてしまっていたのが残念でした。
最悪だったのは左サイドの暢久。全く機能せず。攻め上がっては、まともにクロスボールが上がらずにパスを出すのが精一杯。守るほうに至っては、前線から高原がカバーに下がってくるなんてシーンもあったくらい。相馬がいないとこうもひどいもんかなぁと…。


後半途中で暢久→梅崎。動きはよくなり、何度か駆け上がるものの、クロスボールがいまいち。梅崎も本来のポジションではないので、うまくいかないのは仕方ないが、アレックスがいればなぁ…と何度も思ってしまいました。



ポンテが簡単にボールを失ってしまうので、高原とエジミウソンにいいボールが供給される場面は前後半1回ずつ。前半にエジミウソンが放ったシュートのこぼれ球を高原が押し込もうとして相手GKに弾き出された場面、後半に左サイドからエジミウソンに合わせた縦パス。それ以外は全然ダメでした。
クロスボールを放り込んでも、相手に読まれてるから簡単にクリアされてしまうし、ボールをキープしても誰ももらいに来ないから決定機につながらない。もうどうしょうもない…


後半途中から高原→達也。しかし、パスが出ないので状況変わらず。試合後に達也から闘莉王に合わせてクロスボールを集めるのでは、自分が活きないみたいな発言が出てきた事に現状の深刻さが感じられます。


ヴィッセルは堅守→速攻というスタイルで、おそらくレッズの足が止まる後半勝負だったんじゃないかと。
山岸がよく頑張って何度も好セーブを見せてくれたおかげで1失点で済んだものの、おそらくあと2点くらい取られてもおかしくなかった。途中で芝にすべってキックミスしたり、危なっかしい飛び出しもしていたけれども、水曜のACLを前に調子を取り戻すことができたのはよかったか。


そうこうしているうちに、水曜にはACL準決勝、そして敵地での新潟戦。時間は待ってくれないのは分かっているが、何とかならないものか。少しでいいから明るい兆しが見えないものか…