【観戦記】浦和2-0アルカディシア(埼スタ)

http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2008/09/25/01.html


勝つしかない試合だけあって、4月の鹿島戦以来久しぶりに埼スタ全体から絶対勝つという気迫を感じました。その期待に応えた赤きイレブン。今季ベストゲームといってもいい試合でした。


大宮戦から中2日と厳しい日程ではあるものの、前半から積極的に攻め上がります。が、うまくパスが繋がらずにも度々中盤の高い位置でカットされたり、出来がいまいちだった暢久&細貝の両ボランチがボールを奪われたりで大ピンチの場面も。逆に浦和も同じような位置でボールを奪っており、中盤でのボールの奪い合い。後方から闘莉王が上がりたそうにしていたけど、それほど頻繁でもなく我慢していたように思えました。



攻撃の起点はやはりポンテ。クロスボールを高原へ送るとボレーで狙うも枠の外。トラップして振り抜けば入ったかもしれないですが、それは結果論かも。
その後、CKからのこぼれ球を相馬が豪快なボレーでゴール左隅に決めて先制。ゴールの枠すら捕らえられなかったのに、こんな大一番で決めるとは…。前半30分過ぎという時間は相手へのダメージとしては十分。浦和にとっては、視界が開けたゴールでした。



後半に入ると、またもポンテ→闘莉王へクロスボール。角度のない位置から闘莉王が胸トラップ→豪快に蹴りこんで追加点。これで勝負あり。足を痛めてるはずが、FW顔負けのシュートを打てるとは恐れ入りました。
その後は徐々に足が止まって、ずるずる下がる相変わらずの展開。最終ラインに6人くらいで守ってた時もあって下がりすぎじゃないのと思ったが、それでもアルカディシアも足が止まってしまったのか、危ないシーンはなし。アルカディシアのGKもブーイングに耐えられなくなり、耳を塞ぐわ、ミスキック連発するわで完全に浦和に飲まれて行きました。


場内に準決勝の相手がガンバ大阪と告げられるとどよめきが。お互い過密日程の中なので、新幹線で簡単に移動できるような相手になったのは歓迎じゃないかな。5月に埼スタで醜態を晒したガンバサポのあの連中がいないし、今度はサポートに集中できるでしょう。まずは万博で第1戦。国内でもアウェー2倍ルールは変わらないので、1点でも多く点を取って埼スタで迎え撃ちたいところ