【観戦記】浦和3-2東京V

http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2008/07/18/01.html


平日の埼スタでは定時ダッシュしないと間に合わないので、遠慮なく定時に脱出。今回は半蔵門線からの東武直通で北越谷へ向かい、そこからバスで向かってみました。
バスは浦和からのものとは比べ物にならないほどゆったりだったのですが、4号線に出るまでが一苦労。バイパスはすいすい行ったものの、結局着いたのは電車利用で想定していた時間よりも10分は遅れる事に…
こんなのは普段利用している人にとっては当たり前なのかもしれないけど、平日ナイターはこれまで通り電車の方がいいなと思い知った。




この日のレッズは、闘莉王をトップ下に入れるというゲルト以外はとてもやらなそうな布陣。相馬が左サイドへ。ヴェルディはフッキ、ディエゴ、レアンドロのブラジル人トリオが総出演。2002年頃のレッズの質をだいぶ落としたのが今のヴェルディのような感じがします。


全体的には浦和ペースで進んだものの、縦のボールにDF陣が付いて行けずに失点するのは変わらず。それでも先週のような覇気のなさは感じず、ほとんどの選手からは闘う気持ちが感じられました。特に相馬は良かったかと。左サイドからの攻撃が目立ちました。ただ、クロスボールの質がいまいちでなかなか決定的シーンはで作れず。
対照的に右サイドの平川はなんだったんだと…。ボールが回ってきても強引な突破は皆無。持ったらバックパスでレッズサポから罵声を浴びる始末。少々のリスクを犯しても攻め上がるべきじゃないのか。


闘莉王ハットトリックを決めたものの、高原が倒されて得たPK、CKから2本と流れの中でうまく取れなかったのが残念。それでも苦しい現状ではセットプレーからの決定力の高さは武器になりそう。早くこの状況からは脱出願いたいところだが…


その後、レッズが下がりに下がってしまい、ヴェルディはほとんどチャンスらしいチャンスを作れず。フッキもスペースがなくなってしまってはどうしょうもなく、またそれを補うだけの戦術もなし。ただただ時が過ぎていくだけでした。


先週の大分戦に比べたらましだったするものの、この勝利で首位復帰。こんなチーム状態なのに首位にいていいんだろうかと改めて思った試合でした