1位通過

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/live/jpn_20080622_01.htm


雨で滑りやすいピッチを利用して、低く速いパス回しで攻めていったものの、チャンスらしいチャンスを何度も外す。よく勝ったなという感じ。


この試合は消化試合。岡田は全力でバーレーンを倒しに行ったが、彼らや俊輔を含めていなくなくなった事を想定したテストをやっとくべきではなかったか。最終予選までテストの機会は1度しかないと分かっているのだから。


この調子では最終予選で終わっても不思議ではない。オーストラリアを筆頭に苦手な中東勢のイラン、サウジアラビア、今の韓国にはそれほど恐さを感じないが、日本戦だけは目の色を変えて来る。組み合わせ抽選がどうなっても全戦全力投球しないと勝てない。
加えて、浦和勢はACL、鹿島、G大阪勢はそれに加えてナビスコカップという過酷な日程が待っているし、今回召集されている香川、佐藤寿はC大阪、広島がJ1昇格がかかる大事な時期。俊輔や松井、長谷部も各国のリーグ戦が始まれば、召集できるかどうかすら分からなくなってくる。
今後はクラブの日程の合間に厳しい試合を戦っていかなければならない。満足なコンディションで戦える事はまずないと言ってもいい。更に相手が強化される中、代表の中での選手層を厚くしておくべき。


さらに監督の采配も勝敗の大きなカギを握ってくると思う。既に書いたように満足なコンディションで臨めない選手が多いということは、選手交代で勝敗が決まる可能性も少なくない。このところ、岡田采配には意図が分からないものも多いだけに、その手腕にも注目したいところ。