有馬記念回顧

http://www.sanspo.com/keiba/top/ke200712/ke2007122400.html

  • ラップ

6.9 - 11.2 - 11.2 - 12.1 - 12.4 - 13.4 - 13.2 - 12.5 - 11.9 - 12.4 - 12.2 - 11.7 - 12.5


まるで有馬記念がなかったかのような今朝の東京版のスポーツ各紙の扱い。ニッカンだけが結果を一面で報じている。デイリーは今日の賞金王決定戦競艇)、サンスポはなぜかまだベスト4の大学ラグビーで、スポニチが星野代表監督。あとは知らんw



マツリダゴッホには参った。天皇賞・秋の後にジャパンCを見送って、有馬記念一本に絞って調整できた事が好結果に繋がったのではないかなぁ。いつの頃からか天皇賞・秋ジャパンC有馬記念というローテーションが王道になったが、本当に強い馬でないと最後の有馬記念で好走できないのがよく分かった。
思えば今年1月のAJCCを生で見ていて、目の前でその強さを見ていたのだ。それにも関わらず強気に推せなかったのが情けない。この馬にとってGIを勝つ年に2回しかないチャンス*1だったのだ。そこまで意識が回らなかった。




ダイワスカーレットにも参った。不安は初の長距離輸送、距離、厳しい展開と少なくなった。実際にチョウサンに競りかけられしばらく掛かりっぱなしだったのに、それでも沈まずに2着に粘りこめるんだから相当強い。来年はドバイ遠征も検討しているらしいが、兄ダイワメジャーと同じような道を歩んでいくのがいい気がする。来年も楽しみなのだが、牝馬は一度惨敗したら引きずりやすいだけに、初戦が大事。一度変な負け方をしたら、慎重に考えねば。



メイショウサムソン武豊のコメントの通り馬のやる気がなかったんだろう。全然いいところがなかった。ただ、それでも外が伸びないと分かっていながらあんなに外を回すのは判断ミスと取られても仕方ないだろう。俺の頭の中では4コーナーでダイワメジャーの位置にいるはずだったのに。この馬は武豊じゃないと勝てないという事でもないんだから、来年は石橋に戻してやってもいいと思う。


ウオッカは馬場と展開だろうなぁ。渋った馬場があまり良くないのは何となく分かっていたが、もう少し前につけられるような競馬ができないとスローペースの上がり勝負以外はいらない馬になってしまう。ダービー馬なんだからこれで終わってもらっちゃ困る。
ロックドゥカンブはよく頑張ったと思うが、人気程実力はない。来年は天皇賞路線に行くだろうけど、速い時計がなく、上がり勝負にも不安があるだけに主役を張る存在までにはなれないだろう。

*1:後はあるとすれば重い芝の宝塚記念