テレビ視聴率を語るその1

WEBでは確認できないのですが、東京版の産経新聞で「検証2007プロ野球」という連載がある。
第1弾は、昨日から3回に渡って読売の滝鼻オーナーがテレビ視聴率について語るというもの。昨日、今日と2回分読んだものの、これがまぁひどいもんで妄想じゃないかという事が多い。それを強く感じたのが、昨日付に載ったこの部分。

  • 今年の年間視聴率(9.8%)をどう思いますか。

「去年に比べたら0.2%上がった。中日、読売、阪神での優勝争いが大きい。地上波で中継するメリットはテレビ局にまだあると思う。」

  • 優勝したのに0.2%しか上がらなかったともとれるが

「地上波だけで勘定していいのか。ワンセグやBS・CSも全部カウントできるなら実数はそれほど減っていない。


全部カウントできないのに、実数がそれほど減っていないというのはおかしいだろ…。
それに10年に一度あるかないかという終盤戦の展開で、0.2%しか上がらなかったという事は結構致命的だと思うのだが…。危機感がなさすぎる。



そして最大の失笑は、「どのくらいまで視聴率を回復できると思いますか」という質問に対する回答の一部分。

「9/26に(オーナーの)友人が総武線に乗っていて、脇谷が決勝2ランを打った瞬間、車内が歓声に包まれたというんだ。

アサヒるならぬヨミウるですか…


ツッコミどころが満載なので、明日に続く。