【観戦記】阪神6-4ヤクルト

universe2007-08-31


http://www.sanspo.com/baseball/top/tig200709/tig2007090101.html


猛烈なホームからバックスクリーン方向への風。先週の神宮を思わせるようなホームラン攻勢でヤクルト先発石川を引きずりおろしての勝利!
しかし、昨日同様に守備や走塁ではイージーミスが目立ち、選手の疲労とプレッシャーを感じた試合でありました。


1回から鳥谷ヒット→赤星送って→シーツがタイムリーというこれ以上ない先制点の取り方。昨日のシーツを見る限り、とても期待できそうになかったがよく打ってくれました。
さらに桜井デッドボール→この日6番ファーストの高橋光信がタイムリー。中日では代打一筋だった男が久々のスタメンに燃えた?元々チャンスには強いだけに、この人の調子が上がってきたのは大きい。



阪神先発のボーグルソンはストライク先行のテンポのいいピッチングだったが、ラミレスにだけは相性が悪く、また、強い風にも乗って同点2ランを打たれてしまう。
それでも悪かったのはこんなもん。ようやく日本の野球に慣れてきたのか、7勝目。安定感も出てきたし残留は間違いなさそう。もう少し緩急をつけられるとより良くなると思うのだが。


それでも取られたら取り返せるこの日の阪神。金本が足を痛めながら勝ち越しホームラン。その後も高橋が突き放すホームラン、関本が風に乗せたホームランで計3点。更に赤星のタイムリーで可能が好スタートを切り6点を挙げた。
金本の状態は決して良くはないが、欲しいと思う時に打てるのが4番だなぁと思う。これを機に少しは上向きになってくれるといいのだが。




6回途中からウィリアムスが出てくるが、不運な当たりでかなり久々の失点。終わると思ったら関本がエラー。またも2アウトからのエラーは集中力が欠けてるのか、それともプレッシャーなのか…。これからはこういうミスを失くさないと読売戦、中日戦では致命傷になりかねない。普通に基本に忠実に当たり前の事をやれば大丈夫!


最後は球児がまったく打たれる気のしないピッチングでゲームセット。昨日に比べると大味な試合だったかもしれないが、8月最後の試合を勝って終われた事は良かった。
明日から勝負の9月。もう無駄な試合はひとつもない。一戦必勝で去年の怒涛の追い込みのような上位にプレッシャーをかける試合をしてほしい