宝塚記念

今年の上半期は近年にない絶不調。特にGIの成績はひどすぎる。
本命クラッシャーと東原亜希をバカにしてる場合じゃない…。



展開は、アドマイヤメインが大逃げ宣言をしている事もあり、スタートで出遅れない限りはこの馬がペースを作る。シャドウゲイトアサクサキングスローエングリンインティライミと少しでも前を取りたい馬が多いだけに、ペースが速くなるのは間違いなさそう。
更に明日は午後から雨の予報で馬場状態もチェックしなければいけない。今の阪神はレコードが外回りを中心に連発しているが、一雨降ればいつもの阪神コースに戻りそう。当日もギリギリまでタイムや傾向を見る必要はありそうだ。



前日売りの最終オッズでは、ウオッカが3倍ちょうどで1番人気。51キロと裸同然で出走でき、日本ダービーで牡馬を蹴散らしたあの末脚を見れば、1番人気になるのはわからなくもない。
だが、今年に入ってこれが5走目。かつてネオユニヴァースが同じようにダービーを勝って宝塚記念に挑戦したが、4着止まりだった。また、ローエングリンが3歳時に挑戦して3着に来た事があった。この2例はどちらも5走目。やはり休養もなく戦い続けての古馬との対戦は厳しい。

さらにダービー時とは異なり、人気も背負った事で今度はマークされる立場だけに四位にかかるプレッシャーも半端ではない。一応押さえるが、あまり買いたくはない。




本命はメイショウサムソン天皇賞・春は早めの仕掛けで長く脚を使って1着。しかも3分14秒1のタイムはなかなか優秀なもの。今回もペースが速くなるのは間違いないし、速めに仕掛けて直線抜け出す競馬ができるのは強みになる。
最終追い切りを坂路で行った事を不安視する人もいるようだが、そこは瀬戸口厩舎と今の高橋成厩舎の調整法の違いだけ。大した事ではない。元々時計勝負では分が悪いため、少々の雨は歓迎材料だろう。




2番手はダイワメジャー。この馬は2200までは許容範囲。今の落ち着いて折り合いがつくような状態なら、1ハロン延長位何でもない。安田記念は周りを見てゴーサインを出す余裕の競馬で着差以上に強かった。いくらマイル路線のレベルを疑問視されても、そこで勝ち続ける王者の価値は決して安っぽいもんじゃない。



3番手は迷った挙句にポップロック。前走の目黒記念は58.5キロを背負ったが見事なレースを見せた。瞬発力勝負や時計勝負では分が悪いだけに展開が向きそう。



あとは、前述のウオッカと一叩きされたカワカミプリンセス。明日の条件次第だが、速い時計ならスウィフトカレント、道悪ならシャドウゲイトと3着候補でアドマイヤムーンを追加。


メイショウサムソン
ダイワメジャー
ポップロック
×カワカミプリンセス
ウオッカ
スウィフトカレント
 アドマイヤムーン
 シャドウゲイト