中山牝馬S

ウイングレット
○マドモアゼルドパリ
アサヒライジング
×キストゥへヴン
ニシノフジムスメ


このレースで引退と分かっている馬の取捨がいつも非常に難しい。GI勝ちのある実績馬が引退する時は、目いっぱい仕上げずに出てくる場合がある。だが、ウイングレットはクラブの規定での引退らしく、GⅢ勝ちしかないここはもう一つ勲章が欲しいところ。追い切りも決して手を抜くことなく仕上げてきた。2勝2着1回中山1800も合う。


相手筆頭はマドモアゼルドパリ。どちらかといえば軽い芝の方が得意かもしれないが、アサヒライジングが引っ張りそうな展開ならこの馬向きのペースになりそう。53キロのハンデも手ごろな感じ。アサヒライジングは56.5キロがどうか。これさえこなせれば仕上がりは悪くないし、秋華賞2着の実績からしても力が違う。
一発がありそうなのがキストゥへヴン。実はここで出てきたら本命にしようと思っていたが、まだ少し追い切りに物足りなさを感じるのでこの評価。しかし、フラワーCを快勝した舞台なら頭があってもおかしくない。あとは道悪ならニシノフジムスメを押さえておきたい。