ＧＩ回顧

　ジャパンカップは２０００ｍの通過がスペシャルウィークの天皇賞・秋レコードを上回る１分５７秒７。これでは後ろにいた馬達が上位に並ぶわな

　
　それにしてもパトロール映像で改めてレースを見たが、ハーツクライはルメールがものすごいコースを通って追っているのがよくわかる。外を回さずに内へ切り込んで行ったのはさすがだろう。しかし、ルメールもノリと一緒で運がないなぁ。当分２着キャラが定着しそうだ

　
　２分２２秒１のレコードで勝ったアルカセットのデットーリは写真判定の結果が出るまで勝ったと思ってなかったんだね。その分勝った後のはしゃぎぶりが凄かったｗ
　でもジャパンカップ出走を決めたと知るや、自分から乗せてくれと頼んだらしいから適性を感じたんだろうね。馬を見抜く目と腕は世界トップクラスだな

　４着のリンカーンの武豊以外、掲示板に乗った馬の騎手はみんな外国人になってしまったのが悲しい。日本人騎手全然ダメだって事じゃん

　一方の土曜のジャパンカップダートはゴール前大接戦で首の上げ下げをカネヒキリが制した。こちらもレコード決着とはいえ、クロフネの改装前のレコードには及ばなかった

　
　ダメダメな予想だったが、本命以外はそれなりに満足している。その中でもシーキングザダイヤを対抗にできたのだけは良かったと思う。距離の不安説は川崎記念の粘りで説明したとおり問題なかった。最後の直線も一度交わされながらも差し返す根性を見せてくれた。最後は不運としか思えなかったが、非常に価値のある２着だったと思う。左回り、時計の速い軽いダートならこの馬はこれからも間違いなく上位に来れると思う

　スターキングマンは期待したデザーモの腕による所が大きい３着だと思うが、やはり２０００ｍ以上ならまだやれる。東海Ｓで２着に来た時に左回りの長距離戦で買おうと思っていたのだが、今回は中間間隔が空いていたようだったので買うのを控えてしまった。買い時を掴んでただけにもったいなかった