【観戦記】読売4-1阪神(東京D)
我慢のシーズンという予想を裏切るような試合を見たかったが、結果的にはその予想を裏付けるような試合っぷり。みんなで仲良く凡打の山であわやノーヒットノーランを食らうところだった…。
これで読売戦9連敗。去年途中まで持っていた読売に対する精神的なアドバンテージはすっかり消えてしまったようですねぇ。
- 1番桜井抜擢の謎
http://www.sanspo.com/baseball/news/090412/bsb0904120503006-n1.htm
スタメン発表から既に嫌な予感はしていた。腰痛が理由みたいだけど、赤星が外れて1番になんと桜井抜擢。オープン戦の調子そのままにさっぱりな桜井を使う理由が分からなかった。
その理由が岡コーチ曰く、パンチ力のある選手で、景気づけして欲しかった。
これまで赤星が塁に出られなくて苦戦してるような感じなので、パンチ力はともかく塁に出る可能性を上げる事を優先すべきだったのではないかと。それなら少なくとも今の桜井よりも可能性のありそうな浅井とか順当なら平野とか策はあったはずなのですが。
- 全く合ってなかった新井
http://www.sanspo.com/baseball/news/090412/bsb0904120501004-n1.htm
この日の2本のうちの1本が新井のヒットですが、外角のクソボールに手を出してしまっている現状を見るとまだしばらく復調には時間がかかってしまいそうな気がしています。それ以外の打席は全く明るい兆しがなかったし。
今は一発を打つよりも軽く振ってヒット狙いでいいんじゃないかと。金本の後ろの繋がりが今の阪神の課題だけに新井6番降格というのも考える必要があるかも。
- 両監督の采配ミス
事実上阪神の負けが決まってしまった7回裏に真弓・原共に采配ミスがあったと思う。
先に真弓がミスをした。全く合ってないアルフォンゾ(これも使い物にならなそうだが…)を抑えたが、100球手前から球が浮き始めた能見が坂本・鶴岡に繋がれたところ。ここで一度マウンドにベンチから行くのだが代えず。我慢させる方針を貫いたんだろうけど、亀井を歩かせるようならジェフ投入で勝負でよかったんじゃないかい?
その後、アッチソン投入で原が動いて代打阿部。が、あっさり3球三振。その後の木村を抑えたら流れがもう一回阪神に来るところだっただけになぁ…。
2-1から打たれたんだけど、俺はもう1球ボールにして2-2から勝負で良かったと思ってます。
- 数少ない収穫 能見の好投
初回が不安定でどうなることかと思ったが、2回に3者連続三振を奪ったところで自信を取り戻した。7回途中までノーヒットだったし、打線が援護してやれれば十分勝ち投手になれたと思う。
この日ダメならまた当分チャンスはなかっただろうし、定着する為の正念場でよく頑張ってくれた。
雑記