【観戦記】浦和2-3G大阪

両チームのサポーター、選手同士の揉め事の方が目立ってしまったのが残念。今日みたいな試合をドローで終われたら、浦和としては優勝へのターニングポイントとなりそうな試合だったのだが…。まだ敵地万博でもう1回当たるし、今年はACLの決勝トーナメントでも組み合わせ次第では対戦の可能性がある。次はどんな形でもいいから勝ってリベンジしたいところ。

サッカーでも野球でもそうだが、点を取れる時に取っておかないと、流れは変わってしまう。
相馬の立ち上がり早々のシュートで始まった前半。一本でも決まっていれば、流れはレッズペースで進んだかもしれないのだが…

中盤で劣勢だったガンバ側へ前半15分過ぎのバレーのシュートから徐々に流れが。CKからどフリーの中澤が頭で合わせて先制。それまでシュートチャンスがほとんどなかったガンバにあっさりと失点を許してしまう。その前にも中澤に頭で合わせられてあわやのシーンを作られていて、2度も同じようなシーンを作ったDF陣に非があるのではないかと。

いまいち元気のなかったガンバをこれで勢いづかせてしまったのかもしれない。
2点目は帰ってから映像で見た限りは、阿部は明らかに触れてないように見える。しかし、バレーがセルフジャッジでスローインしてしまい、低いクロスボールを山崎に簡単に押し込まれてダメ押し。セルフジャッジを行ったのはレッズDF陣も一緒だが、どちらもよく確認する必要があるし、線審、主審とも早くジャッジしないとダメだろう。
主審の某SRは、このゲームについては、試合をコントロールしているとは思えなかった。前半終了間際に高原が倒されたのもそうだけど、変なところで試合を切ってみたり、ガンバが全員出てこない。揉め事ばかりが目立って、こちらが闇に葬られるのはいまいち納得ができないのだが…。（浦和側は何かしらのアクションをするだろうけど）

後半、レッズが梅崎が直接FKを決めて1点返すと、ガンバは安田と遠藤を投入して逃げ切り体制へ。しかし、その遠藤のリスタート→ルーカス→どフリー遠藤でとどめをさされる。またも遠藤に誰もマークがおらず、これでは決まって当たり前か。誤審でやる気がぷっつり切れてしまったのかもしれないが、この日のレッズはどうも集中力が…。その後、エジミウソンがCKを頭で合わせて1点差に詰めるが、時既に遅し。
ゲルトは啓太、エスクデロ、岡野を投入したが、結果的にはどれもあまり効果的ではなかったか。ガンバが水本を投入して5バック気味してきただけに、あとはサイドから崩すような形で無理だったが、中でポストプレーができそうな闘莉王もこの日は出来がいまいちだったし。

試合後の騒ぎに関しては、都築とルーカスが揉めた事と両チームサポーターが揉めた事は別の事として考えた方がいいのではないかと。
前者は、優勝決定試合ならともかく、勝利の儀式とやらを堂々とアウェーでやるガンバの選手達もいかがなものかと。都築は誤審の事もあって相当イライラしていたようだが…。
後者はスタメン発表の頃に埼スタに着いたのだが、既にその時点で既に始まりつつあるように見えた。一番は浦和の運営に問題があったような。試合開始前に物を投げ込まれた時点で、何らかのアクションを起こすとか策は考えられた訳で、騒ぎが大きくなってからでは遅すぎる。もちろん煽ってきたガンバサポにはガンバフロント側からの厳罰をお願いしたいところだけど。

ガンバサポ軟禁騒ぎは帰宅してから知った。帰れコールが起きて少し経ってから埼スタを後にしたのだが、浦和美園駅に向かう途中でガンバサポも結構な人数がいたので、空気読んでさっさと帰ってるんだなぁと思っていたが、それでも随分な数が被害者になってしまったんだなぁ。俺自身は加害者の連中がそうなったのは仕方ないと思ってるけど、それ以外の一般サポはなぜ帰らなかったのだろうかと思ってしまう。