【観戦記】横浜3-2阪神

universe2007-08-12


http://www.sanspo.com/baseball/top/bt200708/bt2007081215.html


「勝つぞ!横浜!倒せ!阪神!」


横浜ファンのこのコールに何が何でも勝つんだという執念を感じた。
それに応えるように決勝打を打った相川。
勝敗を抜きにしても今季のこのカードのベスト3に入る好ゲームだったと思う。


阪神は初回からエラーが出て、その後も走塁ミスにバント失敗と基本ができてなかった。
結果的にはミスの多さで負けた感じ。
連日の長時間ゲームで疲労もあるんだろうけど、明らかに集中力に欠けたようなプレーが目立った。



攻撃も横浜先発の工藤はおそらく今年1番の出来。球威も戻り、低めに球が行っていた。
左の工藤に鳥谷、赤星と左を並べたが、これはまずまず機能していたし間違いではなかったが、
カギと見ていた下位の6番桜井〜8番関本が全然打てなかったのが痛かった。



阪神先発の杉山も内容的には悪くないのだが、すっきり3人で終わらず。
それが攻撃のリズムに少なからず影響したか。
アウト、セーフの判定がとにかく辛く、運もなかった。




http://www.sanspo.com/baseball/top/tig200708/tig2007081200.html


最大のチャンスだった8回表の2アウト満塁で金本に回って来た場面も、
那須野の明らかにボールと分かるボールに手を出してしまい三振。
繋いでいい場面を作るものの、ツメの甘さが目立ってしまった。




http://www.sanspo.com/baseball/top/tig200708/tig2007081201.html


相川に決勝打を打たれてしまった久保田だが、責めるつもりはない。
久保田が打たれて負けたのなら仕方ないなと素直に思える試合だった。
あえて言えば、岡田の試合後のコメントにあるように、
2-0と追い込んでから内川に2ベースを打たれたのがもったいなかったか。


接戦が続いているこのカード。
今日も勝敗はミスの数で決まるのではないかと思う。