【観戦記】ヤクルト3-5阪神

universe2007-05-11


序盤3回までに2点を挙げ、先発の松井を捕まえた事が連勝の要因。大型連敗後半から先制するというのはできつつあったのだが、その後打たれて逆転されていた。そういう意味では先発のボーグルソンが踏ん張ってくれたことも大きかった。
ただ、4回までは良かったのだが、全体的に球が高めに来ており、自滅から3失点するのはいただけない。先発としてはやはり理想は完投だけど、5回がやっとではちょっとまずい。この後のJFKの3人の疲労等も考えたらあまり多投させたくないし、7回までせめて頑張れるようにならないと。


勝ったなと確信したのは6回裏の3者連続三振。地味な働きだけど、橋本と能見はかなりいい仕事をした。3人できっちり終わらなかったら追いつかれてもおかしくなかった。流れを完全に断ち切った事がこの後の久保田→ジェフ→球児と続く0行進に繋がった


打線は初の林・金本の連続ホームラン。これまでの阪神に見られなかった一発攻勢が出てきたのは、連敗の呪縛から解き放たれた感じ。全体的に繋がりが欲しいが、連敗後だけにそこまでの注文をつけるのは厳しすぎるか。


最後に、この日の神宮は三塁側はほぼ満席、一塁側がスカスカという感じ。ライトこそヤクルトファンがいるものの、内野は寂しかった。いい場所にあるんだし、ライトなファンや会社帰りの客が入りやすいような値段設定にした方がいいんじゃないだろうか。修学旅行生の居場所が一発で分かってしまうような入りではちょっと寂しい。