ジャパンC

ディープインパクト
スウィフトカレント
フサイチパンドラ
×ハーツクライ
ドリームパスポート
メイショウサムソン

トーセンシャナオーが逃げてコスモバルクが追いかけ、その後ろにメイショウサムソンってな感じの並びになるんじゃないだろうか。ペースはそれほど速くはならず、もしくはトーセンシャナオーのみ大逃げを打つ展開が予想される。そうなると、求められるのは軽い芝の時計勝負に対応するだけのスピードと瞬発力の2つになる。


ディープインパクトは軽い芝の府中や京都じゃまず負けないだろう。休み明けへの不安は阪神大賞典を見れば消える。凱旋門賞以降、ダーティーなイメージがついてしまったが、まず国内では負けない。最弱世代の3冠馬と言う人もいるようだが、日本ダービー菊花賞を見ればいかにこの馬のレベルが高いかわかる。嫌なイメージはここでライバルを蹴散らして一掃してしまえ。


対抗は天皇賞2着のスウィフトカレント。これも軽い芝の時計勝負に強い馬。去年まだ条件馬の頃に府中の2400を走る姿を見ているが、距離に不安はない感じ。ノリ2着がここでも見れる可能性は十分にありそう。
中1週になるが、フサイチパンドラが3番手。前走の勝ち時計の2分11秒6はここ数年の中でもかなりの好タイム。間違いなくこの世代のレベルは相当高い。スローの上がり勝負に対応できるかどうかだが、早めにスパートして切れない分長い脚を使えば好勝負できる。


ハーツクライは4ヶ月の休み明けというのが少々気になる。今年の国内初戦は相手も揃ったし、実績からすればいきなり走ってもおかしくないのだが、ちょっと割り引いてみる。3歳勢2頭はできれば有馬記念直行を望んでいたのだが…。メイショウサムソンは左回りに替わるのかプラスになるかどうか。ドリームパスポートは大崩れはないが、上がり勝負だと少々苦しい気がする。どちらかといえば平坦巧者なのかもしれない