エルムS


 過去10年を見ても大外一気が決まったりする事はなく、かといって最初からずっと先頭を走って逃げ切った馬もいない。ここでは4コーナーで好位につけて直線抜け出す競馬が出来るかどうかだ。それには小回りコースへの適性も関係しそうだ



 ◎マルブツトップ
 ○ハードクリスタル
 ▲エドモンダンテス
 ×パーソナルラッシュ
 △モエレアドミラル
 ☆ワンダーハヤブサ


 
 本命はマルブツトップ。北海道ではデビュー戦から芝、ダートで11戦走って(4−3−1−3)という好成績。この距離でも3勝2着1回とベストでここは軸としては堅いとみる。前走、前々走と走らなかったが、これはそれぞれ休み明けがさっぱり&小回りではない府中コースなのが理由だと思う。前走函館で2着に来たように、北海道の水が合うらしい。札幌記念ファストタテヤマを持ってきてくれた秋山だし、ここは勝負してみたい


 
 
 2番手はハードクリスタル。去年の夏の札幌でブレイクして、秋以降のGIにも顔を出すようになった馬。この馬もやはりこの距離がベストで、北海道の水が合う夏馬である。前走快勝した時と同じ56キロで走れるのもいい。逆転できるとすればこの馬だろうか
 3番手はエドモンダンテスを推してみる。小倉でレコード勝ちしているので、反動が怖いが、平坦小回りのこの条件はベスト。小倉でしか走らないと判断されて、人気薄になりそうなので狙ってみたい




 あとは去年のこのレースで圧倒的1番人気だったウインデュエルを破ったパーソナルラッシュ。休み明けは走るが、59キロはさすがに堪えるはずだと考えて4番手。
 モエレアドミラルはダートに戻ったらやはり走る。おそらくこの馬がハナを切るだろうが、単騎で楽に逃げさせるようだと怖い。
 ワンダーハヤブサはいきなりの重賞挑戦になるが、連勝の勢いと状態の良さを買って押さえてみる