東京スポニチコラム

セリーグはヨーロッパの雰囲気で、パリーグアメリカの雰囲気


「決戦前夜」などでおなじみの金子達仁氏が日本のプロ野球をこう表現していた


パリーグアメリカの雰囲気というのはなんとなく分かる。パの球場は7回表になると相手チームの曲をしっかり流してくれるし、ビジターが勝ったとしてもヒーローインタビューを流してくれる。あまり殺伐とした空気は感じない

その一方、セリーグでは読売戦を中心に非常に殺伐としている。その中でも特に甲子園はもはや戦場だろう。ビジターチームのピッチャーがデッドボールでもしようものなら容赦ない罵声が飛ぶ。ヒーローインタビューなんか流したらどうなるやら…ビジターチームのファンに楽しんでもらおうという考えは阪神球団には全くない


おそらくこれからも甲子園ではビジターファンの為のヒーローインタビューは、相手が優勝でもしない限りはないだろう。でも、読売戦で読売ファンが固まって応援できるように、ビジター席をある程度用意してやってもいいような気がする。それくらいは配慮してあげても阪神ファンから文句は出ないだろう。むしろ揉め事が減って、お互いレフトでも気分よく応援できそうだが