桧山進次郎とスペンサーを研究
どうも試合に負けるとこの選手への風当たりが強い。チャンスに弱いと言われているが、*1じゃあライバルと言われるスペンサーはどうなんだというのをこの際比べてみようかなと思う。いろいろ見て俺が考える結論を出してみようかなと思う
- まずは今年のここまでの両者の成績から
スペンサー 58打数16安打 .276 2本 打点8
桧山 41打数6安打 .146 1本 打点2
両者決していい成績とは言えないだろう。が、スペンサーは来日1年目としてはまずまずの成績だと思う
- 続いて、それを更に細かくしてスタートから出場時(上)と途中出場時(下)の成績
スペンサー 16試合 54打数15安打 .277 2本 打点8
4打数 1安打 .250 0本 打点0
桧山 8試合 33打数 6安打 .181 1本 打点2
8打数 0安打 .000 0本 打点0
数字だけ見るとスペンサーの方が圧倒的に良さそうに見えるが、実はスタートから出てノーヒットだった試合は桧山もスペンサーもそう差がなかったりする。桧山は2試合に対してスペンサーは3試合。どっちが出ても大概はヒットを1本は打ってくれる事になる
- 最後に打点について
スペンサーは打点を稼いだ日がマルチヒットを記録した日か、ホームランを打った日のどちらかであるという事がわかった。実は1試合2安打以上したはここまで2試合しかない。これは調べてみて俺も意外だった。*215本のうち、ホームランを含むタイムリーヒットは5本。全てスタート時なので3本に1本タイムリーという事になる
桧山は、マルチヒットを記録した事がないが、少ないヒットの中でホームランとタイムリーを打った。6本のうち、ホームランを含むタイムリーヒットは2本。スペンサーと同じく3本に1本はタイムリーという結果。少々強引だが、こういう見方をすると、チャンスに弱いかというとそうでもないのかもしれないし*3、スペンサーに劣ってるという訳でもなさそうだ
- 結論
こうして見ると、条件の違いはあるにしても、桧山の方が劣っている部分があるものは事実である。
しかし、チャンスの強さや1試合の内容はそう変わらないんじゃないだろうか。昨今の桧山はベンチで、スペンサーを使い続けろという意見はよくわからない。それは、この数字を見ても分かるように差がありそうで実はそう変わらないから。
桧山に関してはここ数年の実績を考えれば、もっと結果を残せるはずである。今は厳しい事を言われるかもしれないが、腐らず頑張って欲しい。実際はそう差はないんだから。
スペンサーはこれから研究されて厳しいコースや弱点を突かれると予想される。しかし、真面目で研究熱心らしいので、ある程度は克服してそれなりの成績は出せるんじゃないだろうか
いずれにしても、まだまだレギュラー争いのレベルが低い。もっともっと高いレベルで競って欲しいと思う