[東京]フェブラリーS回顧


レース前に再び雨がパラパラ降って不良で行われたメインレース

スタートでアドマイヤドンが痛恨の出遅れ。ズブくなっているとはいえ、まさかこんなに早くからズブいとは…当然と言わんばかりにメイショウボーラーがハナを切って、3コーナーを回るあたりで後続に8馬身はつけただろう。前半の通過は45秒後半。明らかに速い。スプリントなみのタイムで進んでいく。しかし、600の標識を過ぎても捕まえてやろうという感じの後続馬はいなかった。昨日の前残りの状況を考えたら早めの仕掛けが正解だったのではないだろうか。多分坂を上りきったあたりで福永は差されないと思ったんじゃないだろうか?シーキングザダイヤヒシアトラスが併せ馬みたく追ってきたが、それでも届かない


勝ったメイショウボーラーはマイルまでは何とかこなせそうな気がする。しかし、本質的には1400までか。折り合いがつくようになればマイルでも勝ち負けできるだろうと思う。
次走は高松宮記念という事だが、ギャラントアローとかカルストンライトオとかハナを切りたい馬が多い中で、折り合いをつけられるかどうかだろう。過密なローテーションで来たので、無理だけはしてほしくないが


2着のシーキングザダイヤは勝ち切れない感じだなぁ。もうワンパンチあれば…
この後は休ませるのかな?この馬も芝・ダートどっちもいけるので、マイラーズCとか京王杯そのあたりからゆっくり始動すればいい。安田記念が最大目標になりそう。スプリントはちょっと短いが、1400〜2000mの間ならこなせそうである。中距離路線でも楽しみ


3着のヒシアトラスはオープン、GⅢと連勝して今回は3着と着実に力をつけてきている。時計のかかる馬場をどれだけこなせるかにもよるが、今後交流重賞の1つや2つは取れるだろう。ドバイに行く予定もあるようだが、速い時計になれば対応できそう

タイムパラドックスはやはりマイルは向かない。
アドマイヤドンはスタートが全て。出遅れたのによく5着まで来た。
自分の◎ピットファイターはまだGIで上位にくるには力不足という事か

ところで、ユートピアはどうしたんだろうか?結局シンガリ負け。よくわからない馬である